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なぜ寄せ植えギャザリングなのか①

Atelier S日記

プロフィールにもありますように、私は花屋の娘として生まれ育ちました。

花は生き物なので、休むことはできません。

新鮮なお水や環境の管理が必要です。

切り花を扱っているので、夏は暑さ、冬は寒さとの戦いです。
しかも切り花はすぐ枯れてしまいます。

花は生活必需品ではないので売り上げが約束されているわけではありません。

小さい子供の頃はともかく大きくなるほどに、「私は毎月決まったお給料をもらう仕事に就こう」と思っていました。

会社員として働いていた時に、あまりの忙しさに安らぎを求めてお花を購入していた時期もありましたが、寄せ植えに興味を持つには至りませんでした。

多くの方が家を購入したときに植物や寄せ植えに興味を持つと思うのですが、 私ももれなく家を購入したときに寄せ植えに興味を持ちました。

新しい家を買って、家の周りを花で飾りたくなったのです。

その時によく植えたのは、横長のプランターに同じ植物を3、4ポット植えるだけのものでした。

それでも、寿命の短い切り花と違い1か月ほどたつ頃には大きくなってきれいに家の周りを彩るのです。

寄せ植えのようなこともやってみて、一番上手にできたものを玄関の横に飾ったりもしました。素人のすることなので、大きくなっていくにつれ、きれいなときもありますが、だんだんバランスがおかしくなってきたりします。

多分プロの方はそんな先のことも含めて上手に植え込むことができたのでしょうが、当時の私はちょっときれいに植えることができたことで満足できたのです。

子供が生まれ育児や社会復帰に伴い、花との触れ合いは距離ができます。

しかし、以前に植えたチューリップとムスカリのコラボから、ムスカリが毎年咲きそろうことようになり、ムスカリから春を感じていました。

人並みに花や寄せ植えに興味を持っても、それほどまでに入れ込むことはありませんでした。

花は好きだし綺麗だけどすぐに枯れてしまう・・・。

開店祝いの花でさえ、オープンから1日、2日と経つにつれ華々しいオープンがかすんでしまうほど痛々しくなって置いてある。

どうしても枯れてしまうことへの抵抗が払しょくできずに、今度は枯れない花プリザーブドフラワーに興味を持ったのです。

続く・・・。

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